近年の著しい少子化・高齢化という社会構造の大きな変化や情報の高速化・巨大化等による社会情勢の変化は目を見張るものがあります。
こうした、社会の大きなうねりのなかで、モノの価値観や生活習慣等についても大きな変革期を迎えており、次世代への文化の継承や技術の伝承などが大きな課題となっています。また、建築界を取り巻く環境も同様に大き
く変化しており、街づくりや建築技術・建築文化の担い手の減少により、過去から築き上げられてきた文化や技術が十分活かされず忘れ去られようとしています。
こうした中、例えばいま多くの注目を集めている東京スカイツリーは、1,300年前に建築された法隆寺五重塔の心柱構造を取り入れ、制震構造として地震や台風に備えた設計となっており、まさに古い技術と現代の最先端技術とが融合し、634メートルという世界一の高さの構造物に進化したものであります。
このように先人が残した多くの文化や技術を学び、そして未来に繋げていくことが今後の社会の発展に大変重要なことと考えます。
この「ぐんま街・人・建築顕彰制度」は、私たちのぐんまがこれからも豊かに、創造性あふれる永続的な発展を続けるために、広く街づくり、建築活動に係わる多くの人々に焦点をあて、その取組みに顕彰を行行い、ぐんまの発展、さらにわが国の発展に寄与しようとするものです。
【顕彰の仕組み】
ぐんまに係わりのある街づくりや建築活動、そこで貢献されている人々に焦点をあて、建築関係団体のホームページやメディアにより顕彰候補者の募集を行います。応募(自薦・他薦いずれも可)された顕彰候補者の取組みについて、有識者で構成された「顕彰者選考委員会」が審査を行い、最も優れたものを「ぐんま街・人・建築大賞」、今後更なる活躍が期待されるものを「ぐんま街・人・建築奨励賞」とし、各1点ずつを顕彰します。
【応募要領】
2013年募集要項をダウンロード- 2013年募集要項の1~11の該当欄にもれなく記入する。
- 応募申込みは、顕彰候補者の取組み・貢献内容が分かる資料(原則としてA4判以下の紙媒体とすること。不可能な場合は問い合せてください)を本申込書に添えて、7月1日から9月30日(当日消印有効)までに、下記申込み先に郵送してください。
- 貢献分野Ⅱ・Ⅲにおける取組み対象の所在地については、別紙(A4判)により案内図を作成し、申込書に添付してください。
- 応募書類については、お返ししません。
- 他薦の場合、本人の同意を得てから申込んでください。
- 受賞者の発表および顕彰式は、平成26 年3月の予定。
- その他、当事業に関する最新情報はぐんま街・人・建築顕彰会ブログにて随時提供いたします。(http://blogs.yahoo.co.jp/gunma_mhk_kenshokai2012/)
- 申込み・問合せ先(問合せはなるべくE-mail でお願いします)
〒371-0816
前橋市上佐鳥町460-1
前橋工科大学稲見研究室内
「ぐんま街・人・建築顕彰会」事務局宛
E-mail:[email protected]
Tel.080-1377-4452
Fax.027-265-7359
【主な審査委員】
○審査委員長・・・見城美枝子(青森大学教授)
○審査副委員長・・座間愛知(日本住宅パネル工業協同組合理事)
田中麻里(群馬大学准教授)
【顕彰対象となる貢献分野と取組み例】
顕彰の対象者は、本県を拠点とした街づくりや建築に関する取組みを通じて、ぐんまの生活や文化の向上及び発展に貢献のあった個人・団体・企業等です。